| たむぶん、おすすめ度: |
ハロウィーン恒例の戦中派日記。昭和24-25年。
これまでの物に比べて、毎日の量が減ってきて、一二行だけの日が多くなった。GHQ、マッカーサーの酷さもあまり書かれなくなって、ハロウィーンに合わせて読んでも、あまり楽しく無くなってきた。
ついに「決意す」が出て、医者でなく作家になることを決めた。日記中に、荊木歓喜物の読んだことのある話も出てくる。私が読むのに掛かった時間と同じぐらいの時間で書き終えてるかも。ものすごいスピード。読む速さも凄いと思っていたが、書く方も凄い。
日記の内容とは違うが、毎月の始めに書かれている、その月の主な出来事が面白い。金閣寺が全焼した(丁度、首里城が焼けた日にこれを知った)とか、知らなかった事だらけ。鉄道絡みの事件の多いことも驚き。