| たむぶん、おすすめ度: |
初めて読む作者の作品。ジャック・ライアンシリーズ12作目。12作目って言うことが、下巻の表紙の裏にしか書かれてなかったせいで、独立した作品と思って読み始めてしまった。シリーズ物なら最初の作品から読みたかったのに。多分、11作目までのネタバレを沢山読んでしまったと思う。
どうも、次の作品に続く、と言う感じで中途半端な終り方だった。風呂敷広げっぱなし。記憶が薄れる前に、13作目を読まないといかん。話の引き伸ばしもかなり目立ち、密度が薄い。1/4ぐらいに縮めても十分と思う。でも、ジェフリー・アーチャーのページ稼ぎよりはマシ。
この話がアメリカ人の平均的な正義感かと思うとかなり怖い。でも、確かにそう考えると色々納得行く。