| たむぶん、おすすめ度: |
H.G. ウェルズの「タイムマシン」が出版されて100周年。この続編という位置づけで書かれた作品。
「タイムマシン」はこれまでに読んだ小説ベスト10の一冊なので、読む前の紹介から凄くワクワクしていたのだが、読み進めていく内に、がっかり感が強くなっていき、後半は、もう早く最後のページに辿り着く事だけが楽しみになった。幾つもSFの賞を取ったらしいが、確かにトールキンの「指輪物語」のようにストーリー性が無くてダラダラ話が続くのが好きな人には良い作品なのかも知れない。とにかくダラダラダラダラ話が続く。最初のワクワクを返せと言いたい。原作への冒涜。