| たむぶん、おすすめ度: |
「最後の反乱」は
「きびだんご侍」で読んでいたので残りを読んだ。「隠密海を渡る」以外はどれも短篇。
・「隠密海を渡る」 ★★★
絵島事件に関連して、罪人になりすまして伊豆七島に調査に向かう隠密の話。
・「異人二拾一人」 ★★★
伊豆の島に流れ着いた異人船をめぐるゴタゴタの話。
・「伊賀越え」 ★★★
家康の伊賀越えの話。
・「絵島の日記」 ★★★
絵島事件の絵島さんの話。絵島事件って、11代将軍家斉の頃と勘違いしてた。
・「太田道潅の最期」 ★★★
主家扇谷上杉氏から信頼を得ていた太田道潅が、主の女性問題から敵対せざるをえなくなる話。これは中々良かった。
・「指」 ★★★
タイトル見て内容思い出せないな、と思ったら読み残していた。伊豆の島に流された罪人が、島でさらに罪を犯した時、その罪人を処刑する役目の人の話。
・「首様」 ★★★
伊豆の島に、身内から厄介払いされて地頭としてやってきた知恵遅れの話。少し読み直したがそれでもあまり思い出せない。
・「島名主」 ★★★
長年、伊豆の島で名主を務めた人の話。印象薄し。
・「関の小万」 ★★★
関で歌になっている小万の敵討ちの話。
・「賄賂」 ★★★
大奥の知遇を得て成功しようと、賄賂を使う医者とその弟子たちの話。既に忘れ始めている。
・「からかご大名」 ★★★
大名行列を横切った女の子の首をはねてしまう事になった大名の話。前半は良かった。
・「まぼろしの軍師」 ★★★
山本勘助が信玄の影の軍師と言われるようになるまで。長編
「武田信玄」の外伝。
・「冬田の鶴」 ★★★
将軍様が村娘を好きになってしまう話。中々良かった。
・「諏訪二の丸騒動」 ★★★
・「弾丸よけ竹束之介」 ★★★
信玄配下の鉄砲に詳しい武士の話。長編
「武田信玄」の外伝。
・「意地ぬ出んじら」 ★★★★
薩摩藩に支配された沖縄の話。これが一番良かった。