川内 康範
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たむぶん、おすすめ度:
大味と言うか、もみないと言うか。読む前から、きっとそうだろうな、と思っていた通りだったので、期待外れではなかったが。
最後まで読んでみたら、完結してはおらず、「魔人(サタン)の爪」に続いていたことが分った。でも、もう、お腹一杯。この前読んだ「
見知らぬ海へ」は、作者が亡くなり、続きは読みたくても読めないのだが、今度は、続きは読めるけど、いらん。
序文が宗教がかっていて、一番面白かった:
人間は、どんなに権力を持ち、または人徳を積んでも「正義」そのものにはなれません。人間は、神様や仏様のお説きになる愛や正義や真実をあらわすための手助けしかできません。
つまり、正義の味方しかできないのです。
「正義の味方」、という言葉、これまで、意味を考えたことがなかった。