Script-Fuのデバッグを少し楽にできる方法が分かったので書いておきます。知ってる人には当り前かも知れませんが。
プログラム中の変数の値を見たい時、私は今まで、"string-append"と、"number->string"と"gimp-message"関数を組み合わせて、コードに書き込んでいました。x,yの値が見たければ
(gimp-message (string-append (number->string x) " " (number->string y)))
とかいう感じです。配列やリストなら、一々、要素毎にストリングにしてました。何とかならないかと思ってたのですが、print関数を使えばましになります。
print関数なら、リストや配列をそのまま表示できるので、上のなら、
(print (list x y))
をコードに入れるだけです。但し、これを埋め込んだ関数をGimpに登録して、メニューを使って実行しても、どこにも出力がされません。メニューで実行するのではなく、Script-Fuコンソールで実行します。これに今日やっと気づきました。
又、Script-Fuコンソールは、開かれるときに、そのコンソール用にスクリプトを読み込み、それを覚え続けるようです。つまり、スクリプトを書き換えた時には、一旦コンソールを閉じて、開き直す必要があります。逆に、スクリプトの再読み込みは、メニューを使って動作確認するときまで、行う必要はありません。